Azure WAFの基本を知る ~概要と必要性~
前回は「ITIL 4を活用した監視設計入門」として、モニタリングの概念や基本的な用語を学びました。今回からは、Azure環境を例に、実践的にモニタリング設計を行うために、Azure Well-Architected Framework(WAF)の考え方を取り入れていきます。初心者の方でも分かりやすく解説していきますので、ぜひご活用ください。
Azure WAFとは?
Azure WAF(Well-Architected Framework)とは、Microsoft Azure環境を設計・運用する際に活用されるベストプラクティス集です。WAFは以下の5つの重要な柱で構成されています。
- 運用の卓越性
- セキュリティ
- 信頼性
- パフォーマンス効率
- コスト最適化
今回の連載では、特に「Operational Excellence(運用の卓越性)」における「モニタリング」に焦点を当てて解説していきます。
なぜモニタリングが重要なのか?
前回の記事でも触れたように、モニタリングはシステムが正常に動作していることを確認し、障害発生時には迅速に対応するための重要な活動です。クラウド環境ではリアルタイムでの状況把握が不可欠であり、その重要性はますます高まっています。
また、前回学習したITIL4の「監視とイベント管理」の考え方とAzure WAFは補完関係にあり、両者を組み合わせて運用を高度化することが可能です。
Azure WAFにおける「Operational Excellence(運用の卓越性)」とモニタリング
Azure WAFの「運用の卓越性」とは、システムやサービスの運用を効率的かつ効果的に行うための指針です。その中でも特に重要な要素が「モニタリング」です。
モニタリングを通じて以下のメリットを得ることができます。
- システムの正常性やパフォーマンスをリアルタイムで把握
- 障害発生時の迅速な検知と対応
- 継続的な改善活動のためのデータ収集
まとめ
今回は、前回のITIL4の監視設計記事をベースにAzure WAFの基本概念とモニタリングの重要性を解説しました。次回以降は、Azure環境で具体的にどのように指標を選び、Azure Monitorなどのツールを活用していくのか、具体的な手順と実務的なノウハウを紹介します。
次回もぜひご覧ください!

